Spectralis OCT Compact
網膜、視神経の病変を詳細に描出する機械です。
新世代になって、短時間で精度の高い測定を、患者さんに負担をかけずにできるようになりました。
緑内障、黄斑変性など眼科全般の診断や評価に欠くことができません。
SLO( scanning laser ophthalmoscope) で位置決めするTruTrack機能で、情報を平均加算して、短時間に、詳細な情報を提供してくれる、世界最高レベルの SLO+OCT装置です。
2009年6月に導入しました。
2018年1月 OCT2 に更新しました。計測周波数が 40 MH から 70MH に変更され 高速化することにより 短時間に測定できるとともに 緑内障評価のための新しい神経線維解析ソフトGLAUCOMA MODULE PREMIUM EDITIONが使えるようになっています。視神経が眼球内に入るBruch膜開口部断端から視神経の厚みを測ります。
OCT ANGIOGRAPHY MODULE で網膜、脈絡膜の血流が可視化できます。糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞、網膜動脈閉塞などの血流が造影剤なしで確認できます。
TriIRIS
白内障患者さんの術前術後の瞳孔径を測る機械です。
瞳孔径測定は、二重焦点眼内レンズの術後視機能に大きな影響を与えるため、二重焦点眼内レンズのタイプの選択に欠くことができません。
従来、遠方視、近方視で測定していましたが、眼前で視標を前後に移動させ、瞳孔径を連続して測定します。
患者さんが置かれている状況で、どの程度の瞳孔径かを予測でき、ライフスタイルに適した二重焦点眼内レンズのタイプがより確実に選択できるようになります。
短時間で精度の高い測定結果を約束し、患者さんに負担をかけません。
2008年9月に導入しました。
IOL マスター
眼内レンズのパワーを決めるための機械です。
従来、超音波測定法を用いた接触方式でのみ測定可能であった眼軸長測定が、レーザー干渉計を用い、非接触方式で測定が可能になりました。
非接触技術の採用により、角膜傷害及び各種感染症の危険性を排除し、患者さんに対して極めて高い安全性を保証しています。また、測定のみでなく、測定結果を踏まえた適切な眼内レンズ値を迅速に計算します。
このレーザー干渉計を用いた測定技法によって、確かな眼軸長測定精度を、高い再現性で保証します。短時間で精度の高い測定結果を約束し、患者さんに負担をかけません。
欧米では1999年発売され、日本では2002年5月に厚生労働省の薬事承認を受けました。ハマダ眼科には2002年8月28日に導入しました。2007年8月に最新バージョンに更新しています。